DISASTER 防災

万が一の災害に備える

外観|ザ・パークハウス浦和タワー
三菱地所レジデンス独自の建物品質へのこだわり「CHECK EYE'S」ではハード面をチェックするとともに、長年の経験によって培われてきた安心・安全へのこだわり「LIFE EYE'S」によって”まもる””みまもる””そなえる”の観点で災害対策に取り組まれています。

エレベーターの対策

エレベーター|ザ・パークハウス浦和タワー
■P波センサー採用エレベーター
エレベーターには地震の初期微動(P波)をキャッチするP波センサーが採用されています。P波を感知すると、大きな揺れが来る前に最寄り階に着床して扉を開き、速やかに外に出られるようになっています。また、万一停電になっても、エレベーターに内蔵されたバッテリーにより、自動的に最寄階に止まり、扉が開くようになっています。
※地震時にはP波がS波に先駆けてやってきます。
※初期微動(P波)を感知し停止するまでに主要道がきた場合は、避難の対応ができない場合があります。


■非常用エレベーター
エレベーターのうち1台は、非常用エレベーターとして設定されており、万一、火災が発生した時、エレベーターに人が乗っていた場合は1階へ強制的に着床し休止されます。その後、消防隊員が非常用のキーを使って非常用エレベーターを作動させ、消火活動が迅速に対応できるようになっています。

■長周期地震動に連動
長周期地震時管制運転が採用されています。遠隔地で起きた地震が、長周期地震動として伝わり、場合によってはエレベーターの機能に重大な支障を及ぼす場合があります。そのため、長周期地震動を感知し、影響を受ける前に最寄り階へ自動停止するシステムが導入されています。

配管の耐震化

配管概念図|ザ・パークハウス浦和タワー
■排水管の対策
建物から汚水・雑排水管を突き出した部分に設置する排水桝は、建物側から支持されており、地震の際に建物と同じ動きをするようになっています。※1また、建物から支持できない汚水・雑排水管は更新が可能な部分※2を経由し、公共下水道に接続されています。
※1:施工上、建物から支持ができない部位は、排水管にフレキシブルジョイントを設置して対応されています。
※2:更新が可能な部分とは住宅性能表示基準の更新対策(共用排水管)の定義に準じています。


■給水管とガス管の対策
給水管及びガス管の地中埋設部は耐震性の高いポリエチレン管が採用されています。
※本管引込管を除く。
■電気配管の対策
電気配管の地中埋設部は可とう性のあるものが採用されています。
※電力引込配管を除く。

各住戸の防災対策

耐震玄関ドア

耐震玄関ドア概念図|ザ・パークハウス浦和タワー
大きな地震により、玄関のドア枠が変形してドアが開かなくなることがあります。室内に閉じこめられることが無いように、ドアとドア枠の間にクリアランス(隙間)を確保し、多少の変形の場合もドアが開閉しやすいように考慮されています(メーカー基準による)。ドアガードや鍵受もドア枠が変形しても引っかかりにくい構造になっています。
※地震時の玄関ドア開放基準値(JIS基準:面内変形追随性:面内変形1/120時、500N以下で扉開放可能)に合致。

保安灯

保安灯イメージ画像|ザ・パークハウス浦和タワー
地震等で停電となり真っ暗な中で避難したり、ブレーカーを上げに行くのは危険をともないます。壁埋め込み型の保安灯は停電時に自動点灯し、取り外して夜間脱出時の懐中電灯としても使うことができます。
※通常時も周りの照明が消されると、センサーで点灯し、夜間のトイレに行く時も便利です。(センサーモード選択時)

マイコンガスメーター

震度5強相当以上(約250ガル)の地震を感知した際、あるいは長時間ガスの流量があると判断された場合や、異常に多量のガスが流れたときなど、ガスの供給を自動的に遮断するマイコンガスメータが各住戸に採用されています。地震の衝撃で立ち消えした場合でもガス漏れの心配が少なく、火災などの2次被害が防止されます。

飛散防止

スリットガラス概念図|ザ・パークハウス浦和タワー
LDの扉にはスリットガラスが設けられており、廊下にLDの明かりが取り込まれることで照明点灯の機会を減らす工夫がされています。
しかし、LDの扉は、使用頻度が高く物をぶつけたり、風で煽られたりしてガラスが割れる確率も高くなります。ガラスとガラスの間に特殊なフィルムを挟み込み、ガラスが割れても飛散しにくい「合わせガラス」が採用されています。

熱感知器

熱感知器イメージ画像|ザ・パークハウス浦和タワー
キッチンや各居室の、温度または温度上昇率が一定以上になると、熱感知器がキャッチし、警報が鳴り、管理室・警備会社及び管理会社へ通報されます。

漏電遮断器

漏電遮断器イメージ画像|ザ・パークハウス浦和タワー
漏電火災を予防するために各住戸分電盤には漏電遮断器が設置されています。1住戸内の回路には30mA以上の漏電が発生した場合、ブレーカーが作動して漏電火災を防ぐ対策がとられています。

火の上昇防止

概念図|ザ・パークハウス浦和タワー
上に向かって燃える火の通路となる危険性の高い、建物の床を上下に貫通している配管(防火区画の貫通部分)と、周囲の床との間をひとつひとつきちんと隙間なくふさぎ、火の上昇を防いでいます。
※エアコン用ドレン管、雨水管を除きます。
※住戸内の排水管は、耐火・防音・防振材を間に入れることで、防音、防振にも配慮されています。

災害時に必要な4つの要素に対応

情報

マンション内に設けられた住民間での災害対策本部に居住者の安否確認や建物の被害状況を報告するため、簡易無線機やハンドメガホンが備えられています。

電気

停電対策としてガス発電機、燃料を備え、住民間での災害対策本部の夜間活動用にLED投光器へ電力を供給したり、連絡用無線機、パソコン、携帯電話などの充電等に使用することができます。また、日中は屋上に設置している太陽光発電の電力を利用し、パワーコンディショナーにある専用コンセントが使用できます。
※太陽光発電設備の利用は日中となり、天候などの条件により使用が制限されます。

1階共用部には、水道本管から直接接続した水栓を設けることで、停電時に給水ポンプが停止しても水道局からの配水が停止しない限り、水を使うことができます。また、水道本管破損などによる断水時の備えとして、建物内に非常用水槽が確保されています。防災備品として備えている浄水装置により非常用水としても利用できます。

トイレ

断水、停電による給水ポンプ停止や排水設備の破損などにより各住戸のトイレが使用できない場合に備え、敷地内にて使用する災害用マンホールトイレが備えられています。また、各住戸及び共用の備品として、水を必要としない簡易トイレセットも用意されています。
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